HIYAMA MAGAZINE

ひやま通信

2019.06.13 第35号

済生会宇都宮病院口腔ケア室から

現在月二回（第二火曜日と第三金曜日）、済生会宇都宮病院口腔ケア室で非常勤歯科医師として勤務しております。そもそもこの口腔ケア室は、平成二十九年十二月、宇都宮市歯科医師会と済生会宇都宮病院の連携のもと、私もその一員である歯科医師会のプロジェクトチームが一から準備を進め開設に至りました。

済生会口腔ケア室は一般の歯科医院とは異なり、むし歯を治療したり義歯を製作することはありません。その役割は、済生会宇都宮病院に通院あるいは入院し、がん、心血管疾患等で手術を受ける患者さんの口腔内の歯石とり・クリーニングを手術前後で行なう・・・可及的に口腔内を清潔に保つことで手術後の合併症（誤嚥性肺炎など）を予防し、早期回復を支援するというものです。手術を受ける患者さんの他に、がんに対する放射線治療、抗がん剤による化学療法を受ける患者さんに対しても、治療前および治療を受けている間の専門的口腔ケアを行ないます。放射線治療や化学療法を行なっていると、高頻度で口腔内に有害事象（重度の口腔乾燥、重度の口内炎および口腔粘膜炎）が発症するからです。放射線治療や化学療法を受ける患者さんたちが、有害事象を克服して予定した治療を最後まで遂行できるよう、口腔ケアを通してサポートしております。

済生会宇都宮病院口腔ケア室でがん患者さん方の口腔ケアに従事していると、がんを患っている方がこれほど多くいるものかと驚くとともに、がんに対する手術、放射線治療、化学療法といった治療をいざ受ける際に、口腔内が健康であるということが如何に大切であるかを再認識させられます。日頃から口腔の衛生管理に関心を持っていただき、定期検診を通して口腔の健康を維持できるよう、当院も微力ながらお役に立てるよう努めてまいります。

（院長　檜山）

私のオススメ！

こんにちは。今回は、私が皆様におすすめしたいカフェをご紹介いたします。そのお店は、鎌倉にある「もみじ茶屋」という和風カフェです。こちらのカフェは、抹茶を使ったスイーツが有名です。他にも、うどんやご飯ものといった幅広いメニューが揃っています。
なかでも私のおすすめは、日本の伝統である升に入った「宇治抹茶ティラミス」です。上には抹茶のパウダーがかかっており、中にはマスカルポーネチーズのクリームがぎっしり入っているため、とても濃厚です。そして、下には抹茶のスポンジが敷き詰まっています。抹茶の程よい苦味とマスカルポーネチーズのクリームが相性良く、すっきりした味わいです。このスイーツは、見た目も楽しめます。スプーンで掬った瞬間、形が崩れてしまう程のトロトロ感は、何度見てもワクワクします。抹茶好きな方はもちろん、抹茶が苦手な方でも食べやすいスイーツになっていると思います。人気のカフェのため、平日でも混んでいることが多いようですが、並んででも食べたいと思わせてくれるメニューが豊富に揃っています。
それから、私は鎌倉の街並みが大好きです。ほのかに香る海の匂いや、お洒落な一軒一軒の住宅を見ていると、心も体も落ち着きます。
皆様も是非、鎌倉に行った際は、有名な観光名所の散策を楽しみつつ、一息つきたい時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

（永澤）

スタッフ自己紹介

初めまして、昨年四月にひやま歯科に入社しました堀江茅那と申します。入社して一年がたちますが、まだまだ完璧には至らず毎日院長先生や先輩方に助けてもらってばかりです。
私は小さい頃から歯科医院にお世話になっていました。歯医者は痛い、怖いといったイメージをもたれがちですが、私も毎回歯医者に行くのがとても嫌でした。そんな時に女性スタッフさん達が、大丈夫、といった優しい声掛けをしてくださり、私は安心することができました。そんなスタッフに私もなりたいと思い、歯科医院への就職を決意しました。しかしながら現実はそう甘くはなく、とても忙しく覚えることも多くて毎日が大変です。一年がたち今では少しずつ流れが掴め、仕事内容も覚えることができました。
今後も努力を怠らず、また患者様に信頼されるようなスタッフになれるように頑張りますので、よろしくお願い致します。

編集後記

ひやま通信第35号をお届けします。
この春、私たちにとってうれしいニュースがありました。12年前に当院を退職した歯科衛生士が、四月よりカムバックされました。長いブランクにも関わらず、当院に戻ってきてくれたことをうれしく感じています。新しい仲間と共に、これからもよろしくお願い致します。

（富川）